大会長挨拶

第3回 難病シンポジウム
大会長 岡ア 康司(順天堂大学大学院医学研究科 難治性疾患診断・治療学 主任教授)


 このたび、一般財団法人 難病治療開発機構では、「第3回難病シンポジウム」を2026年3月7日(土)、聖路加タワーにて開催する運びとなりました。

 本シンポジウムでは、「ミトコンドリア病の最先端医療」を大会長テーマとして掲げるとともに、学術委員テーマとして「骨・関節関連疾患」を取り上げ、難治性疾患に関する最新の知見と臨床応用の現状を広く発信いたします。

 ミトコンドリア機能異常は、あらゆる臓器障害をもたらすことが知られており、神経・筋疾患、先天代謝異常症、糖尿病、腎疾患、肝疾患、心疾患、眼科・耳鼻科疾患など、多岐にわたる疾患群に関わっています。そのため、本シンポジウムには、診療科や研究領域を越えて、幅広い分野の医師・研究者が領域横断的に参加し、知見を共有することを特徴としています。
また、ミトコンドリアは単なるエネルギー供給装置ではなく、細胞内オルガネラとして、ライソゾームやペルオキシソームなどと機能的に連携しており、ライソゾーム病、パーキンソン病、感染症、さらには老化関連疾患においてもその役割が注目されています。こうした知識の融合と応用は、今後の難病研究における革新的な展開をもたらすと確信しています。

 一方、骨・関節関連疾患の分野では、炎症や免疫異常を背景とした病態の理解が進み、バイオ製剤や再生医療を含めた新規治療法の開発が加速しています。今回は両分野の最前線に立つ講師陣をお招きし、基礎から臨床までの知見を交差させる実りある討論を予定しております。 是非とも、多くの皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。


第3回難病シンポジウム
 
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